執筆者:水口貴博

決断力を高める30の方法

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決断しても、後から微調整すればいい。

決断しても、後から微調整すればいい。 | 決断力を高める30の方法

決断で、すべてが決まるわけではありません。

もちろん変更できない決断もありますが、ごく一部です。

実際のところ、後から変更できる決断がほとんどです。

完全を求めるためには、決断を先延ばしにしません。

まず決断して、後から微調整するほうが現実的です。

マラソンは、一度スタートしたからとはいえ、ペースを変えることができないわけではありません。

スタートしてから、ペースを変えることができます。

時には、休むこともできます。

「スタートしてからのこと」より「まずスタートすること」のほうが、大切なことです。

ほとんどの人の場合、スタートができていません。

完璧さを求めるばかりに、いつまで経ってもスタートができないのです。

その分、大きく後れてしまいます。

スタートしないだけで、どんどん後れてしまうのです。

私は最初、文章を書くために「完璧になってから文章を書こう」と思っていました。

たくさんの本を読み、たくさん経験して、より完璧になってから書き始めようとしていました。

しかし、そうすると不思議なことに、いつまで経っても始められないのです。

完璧を求めてしまうと、いつまでもスタートができません。

「もっと本を読まなくてはいけない。もっと経験を積まなくてはいけない」

不安で、いつまで経ってもスタートができませんでした。

それで、あるときに気づいたのです。

「このまま完璧を求めていては、スタートする前に人生が終わってしまう」と。

それからは、もう完璧を求めるのはやめました。

本を書くときには「完全なる100パーセント」ではなく「今の自分の100パーセント」で書くことにしました。

考えるようになったとき、私は文章を書くというスタートをようやく切ることができました。

もし変更や間違いがあれば、そのときに修正すればいいことです。

まずは、スタートすることが一番です。

「後から微調整すればいい」と考えれば、決断ができるようになります。

決断力を高める方法(9)
  • 「後から微調整はすればいい」と、考える。
どうしても決められなければ、消去法を使えばいい。

決断力を高める30の方法

  1. 人生は、決断の連続だ。
  2. とにかく、自分のことは自分で決める。
  3. 正しい選択ができるように、見栄やプライドは捨てよう。
  4. 夢がある人には、決断力がある。
  5. 「告白」は、忘れられない決断となる。
  6. 決断ができる人は、どんなチャンスも生かすことができる。
  7. 自分が決めたことなら、悔やむことはない。
  8. せっかくの人からのアドバイスを「でも」と言い返さないこと。
  9. 決断しても、後から微調整すればいい。
  10. どうしても決められなければ、消去法を使えばいい。
  11. 飽きてしまうことを、人間的成長と考える。
  12. 遠慮をしないようにすれば、決断ができるようになる。
  13. 「わからない」ときは「わからない」という決断もあり。
  14. 自分がした決断は、自分が責任を取る。
  15. 考えすぎると、決められなくなる。
  16. 心の関係は、気持ちを第一に考える。
  17. 他人に決められると、決断できても、行動できなくなる。
  18. 短所ばかりを気にしていると、いつまで経っても決断できない。
  19. わからなければ、試しにやってみる。
  20. 間違えにいくと考えれば、決断ができる。
  21. メリットとデメリットを紙に書くと、決断がスムーズにできる。
  22. 一番いけないのが、何もしない人。
  23. 決めたことを、後からくよくよしない。
  24. より良い決断ができるために、たくさん勉強しよう。
  25. 自分の好き嫌いを基準にして、決める。
  26. うまい話には、裏がある。
  27. 逃げることも、大切な決断となる。
  28. 多数決の意見が、必ずしも正しいとは限らない。
  29. 「数字」で決めるのではなく「印象」で決める。
  30. 小さく嫌われる人が、大きく好かれる人になる。

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