執筆者:水口貴博

決断力を高める30の方法

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どうしても決められなければ、消去法を使えばいい。

どうしても決められなければ、消去法を使えばいい。 | 決断力を高める30の方法

学生時代の理科や社会の問題では、消去法で答えを見つけ出していく方法があります。

私も学生時代、消去法はよくやっていました。

選択問題があって、答えがどれか見てわからなかった場合、次にとる作戦は、逆に一番間違いであろう選択肢を消していくことです。

複数の選択肢の中から、どれが一番間違いであるかを見つけ出し、1つずつ選択肢を消します。

最後に残った選択肢が、一番答えに近い選択肢ということになります。

この方法は、テストの紙の上だけでなく、人生の上でも、大いに活用していきましょう。

決断をしようと思っても、選択肢がたくさんあって、どれがいいのかわからないときがあります。

そんなときは、逆に一番ダメだと思う選択肢から消していけばいいのです。

一番ダメだと思う選択肢から消していけば、消していくたびに正しい答えに近づけます。

「間違えること」「三日坊主」にも、同じことが言えます。

「これは自分には合っていないな。自分には無理だ」と思うことがあれば、1つ選択肢を消していくことができたということです。

「間違った、合わなかった」ということは、それだけ自分には向いていないことがわかり、大きな収穫があったということなのです。

どれだけ自分に合った道を見つけ出せるかは、こうした間違いの多さに比例します。

たくさんの失敗や間違い、三日坊主を経験している人は、より自分に合った選択肢を選べるようになります。

子どものころの、失敗体験の多さに比例して、大人になったときに、素晴らしく自分に合った選択ができるようになるのです。

間違えるということは、それだけ正しい答えに近づけると考えることです。

そう考えると、うまくいってもいかなくても、どちらでも収穫があるのです。

決断することに、何も怖いことなんてないのです。

決断力を高める方法(10)
  • たくさん間違えて、消去法で正しい答えを見つける。
飽きてしまうことを、人間的成長と考える。

決断力を高める30の方法

  1. 人生は、決断の連続だ。
  2. とにかく、自分のことは自分で決める。
  3. 正しい選択ができるように、見栄やプライドは捨てよう。
  4. 夢がある人には、決断力がある。
  5. 「告白」は、忘れられない決断となる。
  6. 決断ができる人は、どんなチャンスも生かすことができる。
  7. 自分が決めたことなら、悔やむことはない。
  8. せっかくの人からのアドバイスを「でも」と言い返さないこと。
  9. 決断しても、後から微調整すればいい。
  10. どうしても決められなければ、消去法を使えばいい。
  11. 飽きてしまうことを、人間的成長と考える。
  12. 遠慮をしないようにすれば、決断ができるようになる。
  13. 「わからない」ときは「わからない」という決断もあり。
  14. 自分がした決断は、自分が責任を取る。
  15. 考えすぎると、決められなくなる。
  16. 心の関係は、気持ちを第一に考える。
  17. 他人に決められると、決断できても、行動できなくなる。
  18. 短所ばかりを気にしていると、いつまで経っても決断できない。
  19. わからなければ、試しにやってみる。
  20. 間違えにいくと考えれば、決断ができる。
  21. メリットとデメリットを紙に書くと、決断がスムーズにできる。
  22. 一番いけないのが、何もしない人。
  23. 決めたことを、後からくよくよしない。
  24. より良い決断ができるために、たくさん勉強しよう。
  25. 自分の好き嫌いを基準にして、決める。
  26. うまい話には、裏がある。
  27. 逃げることも、大切な決断となる。
  28. 多数決の意見が、必ずしも正しいとは限らない。
  29. 「数字」で決めるのではなく「印象」で決める。
  30. 小さく嫌われる人が、大きく好かれる人になる。

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