時と場合にもよりますが、逃げることも堂々とした決断の1つと考えることです。
日本人は、武士道の文化がはびこっているために、逃げないことが美徳だと考える風潮が、いまだにあります。
日本の武士たちは、堂々と戦うことこそ男であり、逃げることはそれだけで負けを認めることだと考えていました。
武士道という文化に関しては、それでよいのです。
ただ、今の世の中、もう武士の時代ではありません。
時代は大きく変わり、文化も刻々と変化しています。
そのため「逃げることが悪い」という考え方も、時代遅れになっているのです。
逃げるから、人として失格だということはありません。
むしろ逃げることができなかったため、自分の人生を台無しにしてしまうことのほうがよくありません。
時には、堂々と逃げましょう。
逃げることも、しっかりした決断なのです。