始めたときはとても新鮮だったのに、続けていくうちにだんだん飽きていくことがあります。
どんなに新鮮に見えようが、どんなに好きでいようが、触れ続けていくうちにだんだん飽きてしまうことは、人間らしいことです。
それは成長を意味しているからです。
この「飽きる」ということは、人間の素晴らしい能力の1つです。
ときどき、飽きてしまうことにマイナスなイメージを持った人がいますが、とんでもありません。
「飽きる」ということは、自分がそれだけ成長し、レベルが上がった証拠なのです。
「飽きること」は「成長すること」です。
「飽きる」ことが悪いと思っている人は、一度やり始めると、飽きて嫌になっても、なかなかやめることができません。
「飽きっぽい人だ」と思われるのが嫌で、自分の決断を濁してしまっているのです。
飽きてしまい、やりたくなくなったら、やめてもかまいません。
飽きてしまったことを、もっと前向きに捉えましょう。
次なるステップへ上がるために、飽きてしまったことは正直に認めることが必要です。
「成長したから飽きてしまいました。私は次のステップへ移ります」と堂々と言えるようになりましょう。
飽きることを認めることができれば、正しい決断もできるようになるのです。