「Aにするか、Bにするか」
日常では、2択から選ばなければいけない状況があります。
2択なので、どちらか一方を選ばなければいけません。
もちろん判断基準が明快であれば、迷うことなくすぐ選べます。
スムーズに話が進み、次のステップに進めるでしょう。
さて、問題なのは、どちらも都合が悪いときです。
AもBも都合が悪いと、なかなか選ぶのが難しい。
どちらも都合が悪くて選べないなら、行き詰まって諦めそうになりますが、そんなときこそ頭を柔らかくしてください。
新しく「C」という選択肢を作ってみるのです。
頭を働かせ、あらゆる可能性を張り巡らして、現実的な新しい選択肢を考えましょう。
新しい選択肢が思い浮かんだら、無理を承知で持ちかけてみるといいでしょう。
相手から提案してくれるとは限りませんから、自分から提案することが大切です。
「こういう方法はいかがでしょうか」と丁寧に提案してみます。
「それはできません」と断わられるかもしれませんが、案外スムーズに話が通るかもしれません。
お互いがWIN&WINになるような提案なら、スムーズに進むはずです。
諦めかけていた現実に新しい道ができ、希望の光が見えるのです。
これは2択に限った話ではありません。
3択しかなければ、第4の選択肢を作ってみます。
4択しかなければ、第5の選択肢を作ってみます。
選択肢は、限られているようで、限られていません。
ルールは、あってないようなもの。
選択肢がなければ、新しい選択肢を作るのです。
「道がなければ、道を作る」ということです。
選択肢が多くなることで、可能性が広がり、人生を切り開くチャンスになります。
常識を打ち破り、非常識に考えましょう。
既存のルールにとらわれず、新しい選択肢を作れる人間になってください。
「ほかに選択肢はないのか」と思ったら、あなたの知恵と工夫の見せどころです。
新しい選択肢を生み出し、新しい道を作りましょう。
選択肢は、選ぶためにあるのではなく、増やすためにあるのです。