人生では、選択肢に迷うことがあります。
さまざまな基準と照らし合わせて考えるでしょう。
人間には、高度な想像力が備わっています。
想像力を駆使すれば、選んだ後の展開が予想できます。
こんなとき、つい安全なほうを選んでしまいがちです。
たしかに安全なほうが、難易度も低くて、ストレスも少ない。
安全なほうを選べば、失敗を避けやすくなります。
「ストレスを感じたくない」
「ややこしいことをしたくない」
「面倒で厄介な仕事を増やしたくない」
できるだけ楽で確実で安心できるほうを選びがちです。
しかし、安全な選択肢ばかりではつまらない。
舗装された道は、安全である代わりに、刺激も乏しい。
気楽で快適かもしれませんが、変化がない。
発見も感動も乏しく、わくわくすることが少ない。
スムーズに進みますが、スムーズすぎると、頭もぼうっとします。
安全な選択肢ばかり選んでいると、その道の先にあるのは「マンネリ」なのです。
人生では、刺激が必要です。
安全な道も悪くありませんが、もし刺激がほしいなら、逆の選択肢も検討してください。
刺激がほしいなら、危険なほうを選ぶのが得策です。
なぜ危険なほうを選ぶのか。
危険な道の先には「新しい何か」が待っているからです。
新しい何かの正体は、まだわかりません。
新しい学びや成長かもしれない。
新しい景色や風景かもしれない。
新しい気づきや発見かもしれない。
新しい楽しみや価値観かもしれない。
新しい縁や出会いかもしれない。
新しい人生の入り口かもしれない。
危険な道なので舗装されていませんが、少なくとも「新しい何か」が待っているのはたしかです。
危険とはいえ、命まで取られるわけではないはずです。
ストレスがあるとしても、恥をかいたり笑って済んだりする程度なら軽微の範囲。
軽微の範囲の危険なら大したことありません。
がたがたした道で苦労やストレスが伴いますが、少しずつ進んでいきましょう。
危険を楽しむ気持ちになれば、モチベーションが高まります。
難しいことがあっても、自ら進んでリスクに飛び込んでいく勇気があれば、きっと乗り越えられます。
遠慮する必要もなければ、建前を気にする必要もありません。
非難されることを恐れないことです。
「どうして選んだの?」と聞いてくる人がいたら「楽しそうだから」と言い切ればいいのです。
危険な道こそ挑戦する価値があります。
危険なほうを選んで、生活と人生に新しい刺激をもたらしましょう。
刺激にあふれる世界は、あなたを大きく成長させてくれるに違いありません。
「新しい何か」の正体は、実際に試してからのお楽しみです。