人生では、選択に迷うことがあります。
選択しようとするとき、あらかじめいろいろなことを、頭で考えます。
費用、世間体、利益、損害などです。
どれも大切です。
選択をするとき、視野を広げて考えるほうが、より正確に選択できます。
さまざまなことを幅広く考え合わせたうえで、最終的に、ベストな選択を決めます。
ところが、これが頭でわかっていても、なかなか難しいジレンマがあります。
さまざまなことを考えるほど、どこに重点を置いて選ぶべきか、わからなくなってしまうのです。
考えるべきことが多いほど、選びにくくなるのです。
そんなとき、いま一度思い出してほしい原点があります。
人生で最も大切な選択基準は、ただ1つです。
好きか嫌いかです。
一番大切なのは、本人の気持ちです。
好きなことしか、続かないからです。
嫌いなことを無理に選択しても、先が思いやられます。
本人の気持ちがなければ、意味がありません。
費用が安かったり、世間体や利益がよかったりしても、本人がネガティブでは、人生も暗いままです。
好きだからこそ、やる気、根気、集中力が出ます。
前向きに考えやすくなり、ポジティブになれます。
あらゆる選択基準の中で、最も重視したい基準は、好きか嫌いかです。
選択に迷ったときは「好きかどうか」と、自分に問いかけましょう。
平常心を取り戻し「これだ」という、光が見えてきます。