ふと変なことを思いつき、人に伝えると、笑われることがあります。
「ばかばかしい」
「本当にくだらないね」
「もっと真面目になれよ」
自分でも変なことだなと思いつつ、のりと勢いで変なことを言ってしまうこともあるでしょう。
正直に思いついたことを言っているだけでも、なかなか人に認めてもらえません。
時には、見下されたりののしられたりなど、失笑の対象になることもあります。
ばかにされると、むっとするかもしれません。
もしくは、自分の頭の悪さに自信がなくなるかもしれません。
しかし、落ち込む必要はありません。
変なことを考えているのではなく、頭が柔らかいのです。
変なことを考えるのは、頭が柔らかくないとできません。
頭は、堅いより柔らかいほうがいい。
頭が柔らかくないと、変な発想は出てきません。
頭が柔らかく、発想力・想像力に優れているから、変なことも考えることができます。
変なことを考える人は、ばかとは限りません。
むしろ天才の素質があります。
分別のつく年齢にもかかわらず、常識や先入観に染まらず、変なことを考えられるのは優秀です。
大人になるにつれて頭が堅くなりがちですが、大人になっても柔らかい考え方は大切です。
作家でも漫画家でも小説家でも、共通しているのは、変なことを考える達人です。
優れたアイデアマンや知性を武器にしている成功者も、変なことを考える人たちばかりです。
普通の人が考えないことを考えている点では秀でています。
変なことを考える能力も含めて、発想力です。
そのため、変なことを考える自分に落ち込む必要はないのです。
むしろ変なことを考える自分に誇りを持ってください。
そういう人こそ、いずれ世の中を変えるような考えを発想できます。
本当に変かどうかは、生かし次第です。
変なことを変なことで終わらせないこと。
人や社会との接点を見つけ、役立つような形まで仕上げることを目指しましょう。
自分の天才的素質に気づき、社会を変えるために生かしましょう。
変なことを考える素質を十分生かせば、いずれ「天才」と呼ばれるようになるでしょう。