執筆者:水口貴博

充実した人生を送る30の方法

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非常識なことと仕方ないことを、区別する。

非常識なことと仕方ないことを、区別する。 | 充実した人生を送る30の方法

人間関係では、相手を叱りたくなることもあるでしょう。

我慢しなければいけないと思いますが、言わなければいけないこともあります。

思っているだけでは伝わりません。

超能力者ではないですから、注意したいことがあれば、きちんと言葉に出して伝える必要があります。

しかし、迷惑なことをすべて叱るのはよくありません。

叱りそうになったとき、まず区別しておきたいことがあります。

「非常識なことなのか、仕方ないことなのか」という点です。

非常識なことなら、叱る必要はあるでしょう。

たとえば、悪い嘘をつかれたり、本人の不注意だったりなどです。

きちんと言って正してもらわなければ、同じことが繰り返されます。

叱るときは、感情的にならず、理性的になりましょう。

筋道を立てて簡潔にわかりやすく伝えれば、相手も受け入れてくれるはずです。

一方、仕方ないことなら、叱るのは要注意です。

たとえば、仕事・天気・運などによる悪影響です。

本人が最善を心がけても、及ばないことがあるでしょう。

もしくは、不可抗力もあるはずです。

本人に非がないことを叱っても仕方ありません。

迷惑であっても仕方ないことなら、我慢するのが賢明です。

仕方ないことなら、むしろ相手を励ます配慮がほしいところです。

「仕方ないよ」「気にしないで」など、優しい言葉をかければ、相手の心労も軽くなるでしょう。

どうしても一言言いたければ「改善できれば嬉しい」という希望を伝える程度にとどめるのが賢明です。

非常識なことと仕方ないことが区別できれば、人間関係の余計な摩擦を減らせるのです。

充実した人生を送る方法(16)
  • 叱りそうになったときは、非常識なことと仕方ないことを区別する。
すべてのいらいらは、心を鍛えるチャンス。

充実した人生を送る30の方法

  1. あなたの観察力には、人を幸せにする力がある。
  2. 「天気がいい」という理由で始めよう。
  3. ラッキーなことがあったときは、喜びを素直に表現して、感動を倍増させる。
  4. あなたは運がいい。
  5. おみくじで「凶」が出ても、二重線で消して、大吉に書き換える。
  6. 「お久しぶり」と言われて、久しぶりではないとき。
  7. 人と約束ができることは、素晴らしいこと。
  8. 「返信不要」「お礼はいりません」というだけで、返事を諦めない。
  9. ドラマは、見るだけでなく、作るもの。
  10. 同じレストランでも、時間帯が変われば雰囲気も変わる。
  11. 飲み物は、腰に手を当てるだけで、もっとおいしく飲める。
  12. バスや電車は面白い。
    いろいろな人の人生が行き交う場所。
  13. タクシーの窓を開けて挨拶すると、お別れの感動が2倍になる。
  14. タクシーの運転手さんと話すとき、偉そうになっていないか。
  15. ジェネレーションギャップを感じるとき。
  16. 非常識なことと仕方ないことを、区別する。
  17. すべてのいらいらは、心を鍛えるチャンス。
  18. 日程変更は、できるだけ前倒し。
  19. 1週間は日曜から始まる。
    日曜は、平日の準備をする1日。
  20. 世の中に、雑用なんて1つもない。
  21. 大切な日の前日は、いつもどおりの生活パターンが鉄則。
  22. 泣かないのが、強いわけではない。
    本当に強いのは、泣いても、また立ち上がって歩き始める人。
  23. 成功談も失敗談も、貴重な情報源。
  24. 成功談と失敗談の一方しか選べないとき、どちらを選ぶべきか。
  25. 大きな失敗をしたくなければ、前もって小さな失敗をしておこう。
  26. 開かない扉があるのではない。
    鍵が閉まっているだけなのだ。
  27. 過去の成功体験にしがみついていると、時代に取り残され、いつか苦しい目に遭う。
  28. 「みんながしているから」という理由だけで、同調するのは危険。
  29. 普通の生き方でいいなら、周りと同じでいい。
    本気で成功をしたければ、周りと違った生き方が必要。
  30. 「これからが本番」を口ずさむだけで、第2の力が目覚める。

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