人と約束ができることは、素晴らしいことです。
「ただ約束をしただけ」
「人と約束するくらいはよくあること」
「別に珍しいことではない」
そう思うかもしれませんが、見方を変えると、特別な意味が隠れています。
まず約束は、信用がなければできません。
まったく信用のない人なら、約束しても守ってくれないので、約束をしようとは思わないでしょう。
約束ができるのは、あなたに信用があってできること。
つまり、誰かと約束をしたなら、それだけ相手から信用されていると考えることができます。
信用ができるだけの価値があると褒められていることにもなります。
相手から信用されているのは、とても嬉しいことではありませんか。
あなたがするべきことは、その信用を裏切らないよう、きちんと約束を守ることです。
「大きな約束なら必ず守る。小さな約束なら守らなくてもいい」と考えるのはよくありません。
大きな約束を守るのは当然ですが、小さな約束でもきちんと守りましょう。
小さな約束でも、約束は約束です。
守る自信のない約束なら、あえて約束しない選択も大切です。
断ったほうが誠実さは伝わり、かえって信用が増すこともあります。
人との信頼関係は、小さな信用の積み重ねです。
小さな約束を守り続けていくことで、ますます信頼関係が強化されます。