日頃から私たちは、周りに合わせる行動をしがちです。
「みんながそうしているなら、自分も同じようにしよう」
同じ考え方をして、同じ行動をして、同じ生き方をする。
たしかに和を大切にする生き方も悪くありません。
絆も信頼も人情も深めやすい。
周りの人と同じことをしていれば、自分も仲間に入れたようです。
すでに取り組んでいる人がいるので、実績もあります。
わからないことがあれば周りに聞けるので、初めての経験でも安心して取り組めるでしょう。
しかし、何でも同じようにすればいいとは限りません。
普通の生き方をしたいなら周りと同じでいいですが、例外もあります。
それは、成功を目指すときです。
成功に限って言えば、むしろ周りと違った生き方が必要です。
成功を目指して突きつけたいなら、周りと同じではいけません。
周りと同じことをしているだけでは成功できない。
成功するためには、並外れた努力をするのは当然。
そのうえ非常識に考えたり、既存の枠組みから外れたりすることも必要です。
新しいものを生み出すということは、前例がないということ。
前例がないことをしようとすると、周りと違った行動をする必要があります。
周りと違った行動をすると、必然的に孤独にもなる。
そのうえ批判や反対をされることも多くなります。
「なぜそんなことをするのか。前例がない。非常識だ。やめなさい」
必死で努力しているにもかかわらず、誰からも理解されず、それどころか批判のシャワーを浴びることになる。
ここで、ほとんどの人が脱落します。
批判や反対があったくらいでやめるなら、その程度。
心から本当に成功を望むなら、周りの反対を押し切ってでも突き進まなければいけません。
だからこそ、ほかの人たちにはできないような偉業を達成できるようになります。
本気で成功したいなら、みんなと同じ生き方をやめなければいけません。
悲しいかな、それが人生の法則です。
周りと違った生き方こそ、成功するための近道であり、王道です。
寂しく孤独でつらい生き方ですが、それを受け入れる覚悟があるなら、成功の半分は約束されたようなものです。