夢の有無とテンションは、関係があります。
夢がないと、テンションの低い生き方になりがちです。
夢とは、いわば人生で向かうべき方向です。
夢は、なくても生きていけます。
しかし、夢がないと、進むべき方向が定まらず、ふらふらした生き方になりがちです。
何を目指して生きていいかわからないため、周りに流された生き方になる。
行く当てのないヨットのようなものであり、そのとき吹く風に任せた進み方になります。
ふらふらした生き方をして有意義であるはずがありません。
生気のない生き方に陥りやすくなります。
やはり夢があるほうが、有意義な生き方ができるようになります。
テンションの高い人は、夢があります。
しかも「抽象的な夢」ではなく「具体的な夢」です。
「これを叶えたい」という明確な人生の目的があります。
つまり、情熱を注げる何かがあるかどうかということです。
夢があるから、乗り越えなければいけない目標も定まります。
自分の生きるべき方向や乗り越えなければいけない目標が明確になっていると、気合も入ります。
夢がないなら、まず夢や目標を見つけてください。
大きな夢でもいいですが、最初は小さな夢でもかまいません。
夢で大切なのは、大きさではなく、あるかどうかです。
夢は、小さくても十分な価値があります。
もし夢を叶えることができれば、そのときにまた次の夢を作ればいい。
夢は、具体的であることが大切です。
「経営者になって人々を救いたい」という夢では、まだ抽象的です。
「会社を興し、○○を通して○○万人以上の人を救いたい。売り上げは○○円を達成したい」などとするほうが具体的です。
夢が具体的であるほど、鮮やかにイメージしやすくなります。
イメージしやすくなるにつれて、元気もやる気も湧き出てきます。
夢や目標は、人に活気と生きがいを与えるもの。
夢は、ないよりあったほうが、身も心も引き締まった生き方ができるようになります。