テンションが低い人は、日頃から「あること」を思い出す習慣があります。
過去の恨みと不幸です。
以前に経験したひどい出来事を、今でも恨みに思って忘れないでいます。
「あの人のせいでこうなった。あの人が憎い」
「あの失敗さえなければよかったのに。あの出来事が悔しい」
過去の不幸な出来事であっても鮮明に覚えていて、なかなか忘れようとしません。
それどころか今でも日頃からよく思い出して、そのたびにいらいらしています。
だからいつもテンションも低い。
不機嫌な雰囲気が漂っているため、人からも避けられがちです。
テンションの高い人が思い出すことは、これらの逆です。
日頃から過去の感謝と幸運を思い出しています。
今の自分がいるのは、多くの人に支えられていることに気づいています。
過去を思い出すと、感謝と喜びでいっぱいです。
今までお世話になった人への感謝があり「お礼を言いたい。恩返しがしたい」という気持ちを持っています。
過去に嫌がらせや不幸な出来事があったとしても「あの一件のおかげで今の自分がいる」と前向きに考えます。
おかげでいつもテンションが高く、元気でいられます。
人は、1人では生きていけません。
あなたが今生きているということは、今まで多くの人から支えられたりお世話になったりした証拠でもあります。
その人たちに支えてもらった出来事を思い出すだけで、今すぐ心が幸せで満たされます。
幸せすぎて、いてもたってもいられなくなるのです。