「運命」という言葉があります。
テンションが低い人は、運命という言葉を誤解しています。
「人生は運命として、すでに決まっている」
「何をやっても、運命には逆らえない」
「自分が努力してもしなくても、決定された人生の成り行きを変えるのは不可能」
人生で起こる出来事は、最初からすでに決まっていて、自分の力では変えることができないと思っています。
自分が努力してもしなくても大差ないと思っています。
たしかに天命によって定められた人の運もあるのかもしれません。
人知を越えた、超自然的な力もあるでしょう。
しかし、それがすべてと思うのは誤解です。
すでに決まっている事実があったとしても、ごく一部。
実際のところ、人生の大半は、自分の努力と行動によって、自由に変えられます。
それが「運命」の本当の意味です。
命を運ぶのが運命であって「人生は自分が作るもの」と思っています。
だからテンションの高い人は、何をするにも、全力かつ一生懸命。
いつも自分が人生を作っている感覚で生きているため、テンションも高い。
「今頑張らなくて、いつ頑張るのか」と思って、困難すら楽しみます。
たとえ「人生は最初から決まっている」という話を聞いても、聞き流します。
そんな話は笑い飛ばし「自分で人生を切り開く」と意気込みます。
周りがなんと言おうと「自分が動かなければ、人生は変わらない。自分は今、人生を作っている」という意識があります。
人生は、行動した分だけ結果が返ってくるので、自然とテンションも高くなるのです。