テンションが低い人は、いつものろのろしています。
「テンションが低いなら、のろのろして当たり前」と思いますが、ここに誤解があります。
テンションが低いから、のろのろしているのではありません。
のろのろしているから、テンションも低いのです。
テンションとスピードは相関関係があり、連動しています。
テンションは、スピードによって生み出すもの。
テンションが高いから、スピードが出るのではありません。
スピードを出すから、テンションも高くなります。
慎重になる必要があって意図的にスローを心がけているならいいですが、むやみに遅い状態は、心を怠けさせます。
のろのろしていては、上がるテンションも上がりません。
心に火がつかないから、ますますのろのろする悪循環です。
テンションが高い人は、いつもきびきびしています。
歩くときには、早歩き。
話すときも、やや早口。
予定変更をするなら、前倒し。
仕事をするときも、速さを意識しながら対処します。
いつもスピードを意識して、きびきびした行動を心がけています。
すると、だんだん心が熱くなり始め、わくわくした気持ちも出てきます。
気づけば、テンションも高くなっているのです。
テンションを上げたければ、とにかくスピードを意識するのがシンプルな方法です。
スピードを意識して行動しているうちに、心に火がついて、テンションも高くなります。