テンションの低い人は、テンションの状態を流れに任せようとします。
そもそもテンションは「運や偶然に任せるもの」という意識があります。
「気分をコントロールするのは難しい。テンションの状態は流れに任せるしかない」と思っています。
あなたには「お気に入り」と呼べる何かがありますか。
お気に入りがあるかどうかは、暮らしの豊かさや精神的な充実感に関係しています。
テンションの低い人は、お気に入りがありません。
元気がないとき、どんな態度になるか。
ここで、テンションの差がつきます。
テンションが低い人は、元気がないとき、下を向いてため息をつきます。
テンションが低い人は、いつも課題から逃げているのが特徴です。
課題とは、しなければいけない仕事や問題のこと。
テンションの低い人は「何も課題のない状態が幸せ」と思っています。
毎日同じ生活を繰り返すと、テンションも低くなりがちです。
「新しい場所に行くと、緊張する」
「新しいことに挑戦すると、失敗するかもしれない」
テンションを下げる原因の1つが、消極的です。
消極的とは、自分から進んで行動をしようとせず、引っ込みがちな様子のことを言います。
テンションの低い人は、消極的な人が多い。
「運命」という言葉があります。
テンションが低い人は、運命という言葉を誤解しています。
「人生は運命として、すでに決まっている」
テンションが低い人は、いつものろのろしています。
「テンションが低いなら、のろのろして当たり前」と思いますが、ここに誤解があります。
テンションが低いから、のろのろしているのではありません。
テンションの低い人がよく口にする言葉は、悪態です。
人の悪口を言ったり、根拠のない中傷をしたり、他人の失敗を笑ったりします。
「嫌だね。最悪だね」
テンションが低い人は、陰気で暗い友人がたくさんいます。
もちろん人間関係はさまざまですから、中にはネガティブな性格の友人がいることもあるでしょう。
しかし、いくら自分がテンションを上げたくても、接する人からの影響は少なくありません。
テンションの低い人は、オンラインの人間関係に偏っています。
つまり、インターネット上で出会い、一度も会ったことがない人間関係です。
もちろんインターネット上であっても、人間関係を築くことはできます。
テンションが低い人は「睡眠不足はよいこと」と思っています。
「睡眠不足は頑張っている証し」
たしかに睡眠不足になるほど仕事をしているなら、相当な努力をしているのでしょう。
テンションが低い人は、比較的、暗い色の衣類を好む特徴があります。
もちろん本人の好みですから、どんな衣類であろうと自由です。
落ち着いた雰囲気が好きだから、あえて衣類も暗い色を積極的に選んでいるなら、それもいいでしょう。
不安と緊張。
誰もが嫌がるものと考えがちですが、受け止め方次第です。
テンションが低い人と高い人では、不安や緊張の受け止め方に、大きな違いがあります。
テンションが低い人は、生活リズムが不規則です。
就寝時間と起床時間が、決まっていなくて、日によってまちまちです。
朝食・昼食・夕食も、食べたり食べなかったりして、気分次第のところがあります。
テンションの低い人と高い人とでは、達成について大きな違いがあります。
その違いとは、達成したときの喜び方ではありません。
達成の基準です。
テンションの高い人と低い人とでは、挨拶の習慣に違いがあります。
テンションの低い人は、挨拶を「面倒な行為」と思っています。
なかなか自分から進んで挨拶をしようとしません。
あなたにとって人生は苦しいことばかりですか。
それとも楽しいことばかりですか。
シンプルな質問ですが、心の奥を探る質問でもあります。
テンションが低い人は、インプットの習慣があります。
もちろんインプットは大切な行為。
情報は力であり、武器になります。
テンションが低い人は、だらだらするのが好きです。
頑張っても疲れるだけ。
できるだけだらだらしようとします。
テンションが低い人は、小さな幸運くらいでは喜びません。
いちいちささいなことに喜ぶのは、幼くて落ち着きがなく恥ずかしいことだと思っています。
小さな幸運があっても、一瞬だけ驚くものの「偶然だろう」「たまにはこんなこともあるだろう」と考え、深く気にしません。
世の中には、2通りの人がいます。
「まず否定から入る人」と「まず肯定から入る人」です。
どちらでもない人はほとんど存在せず、突き詰めると、おおむねどちらかに分類されます。
夢の有無とテンションは、関係があります。
夢がないと、テンションの低い生き方になりがちです。
夢とは、いわば人生で向かうべき方向です。
初めての経験に対する受け止め方は、テンションに違いを生みます。
テンションが低い人は、初めての経験におびえます。
「失敗するのが怖い」
テンションの低い人は、人の幸せを憎みます。
「知り合いが新しい交際を始めた」
「友人が結婚することになった」
テンションが低い人は、日頃から「あること」を思い出す習慣があります。
過去の恨みと不幸です。
以前に経験したひどい出来事を、今でも恨みに思って忘れないでいます。
いつ仕事に集中し始めるのか。
集中をするタイミングによって、テンションにも差が出ます。
テンションが低い人は、昼から集中しようとします。
人は誰でも「理解されたい」という欲求があります。
自分に関心を持ってもらい、愛されたり尊敬されたりしたい欲求があります。
自分が理解されると誰でも嬉しくなり、テンションも上がるでしょう。
恥をかくことは失敗でしょうか。
それとも成長でしょうか。
それを決めるのは、個人の受け止め方です。
人から聞く話には「いい話」と「悪い話」があります。
いい話だけ聞いて、悪い話は避けたいと思いますが、なかなかそうもいきません。
人から悪い話を聞かされることもあります。