テンションを上げたければ、スピードを意識しましょう。
少しアクセルを踏むイメージで、自分に適度な負荷を与えます。
テンションとスピードは相関関係があり、連動しています。
スピードを出すことは、テンションを上げる効果があります。
スピードを意識すると、速さに順応しようとして、脳が活性化されます。
五感が研ぎ澄まされ、集中力や注意力が向上する。
早く体を動かすことで、適度な興奮作用も生まれます。
心拍数が上がり、体温も上がり、いつも以上に力が入りやすくなる。
心と体を活性化させる効果が得られ、結果としてテンションも上がります。
スピードが速ければ速いほど、テンションも上がりやすくなります。
たとえば、本を書くときも、ゆっくりより早く書こうとするほうが、調子もアイデアも出やすくなります。
スピードによって脳が活性化されることで、直感やひらめきが生まれやすくなります。
もちろんスピードの出しすぎには注意が必要ですが、適度の範囲なら、あなたのテンションの向上に貢献するでしょう。
さて、さっそく今から取り組んでみませんか。
たとえば、今日の仕事を「少し早めに終わらせよう」と目標を立て、スピードを意識しながら取り組んでください。
あくまで「少し早めに」という点がポイントです。
頑張れば到達できそうな目標があると、現実的な感覚が得られ、テンションも上がりやすくなります。
「10分早く終わらせる」「3時間以内に終わらせる」など、具体的な数値を掲げた目標があればさらに効果的です。
テンションが上がるから、スピードが出るのではありません。
スピードを出すから、テンションが上がるのです。