興味のない勉強。
やりたくない仕事。
苦手な人との面会。
気が乗らないことに取り組むとき、どんな気持ちになっていますか。
「嫌だな」
「逃げ出したい」
「どうせつまらないだろう」
そう思いながら取り組むと、ますますつまらなく感じるようになるでしょう。
たしかに興味関心のないことは、テンションが上がるどころか下がりやすい。
しかしそれでは、芸も進歩もありません。
「つまらないに決まっている」と思っているだけでは、何の解決にもならない。
気が乗らないことでも、楽しむつもりで取り組んでください。
ポイントは「発想の転換」です。
どんなに興味がないことでも、プラスになったり役立ったりすることがあるはずです。
たとえば、興味のない勉強なら「自分の視野や価値観が広がる機会」と思えばいい。
やりたくない仕事なら「楽しいところを見つける挑戦」と思えばいい。
苦手な人と接するなら「自分の忍耐力を鍛えるチャンス」と思えばいい。
細かい考えが煩わしいなら「とにかく自分を鍛えるチャンス」と、大まかに考えてかまいません。
つまらないことの中にも、興味関心のかけらが1つくらいあるはず。
小さなことでもいいので、意味や価値を見つけてください。
すべて自分の都合のよいように解釈していい。
自分の都合のよいように解釈すれば、無意味や無価値と思えることでも、意味と価値が見いだせます。
物事の見え方は、あなたの考え方と受け止め方によって変わります。
気が乗らないことでも、とにかく楽しむつもりで取り組むこと。
好都合に解釈すれば、気が乗らないことでも楽しい気持ちが湧いてきて、テンションも上がってきます。