つらいときは、たくさん泣いてもいいのです。
むしろ泣いたほうがいい。
思いきり泣いてしまいましょう。
多くの人が「泣くのは情けないこと」と考えがちですが、誤解です。
泣かないのが、強いわけではありません。
本当に強いのは、泣いても、また立ち上がって歩き始める人です。
泣いたとしても、そこで諦めず、また歩み始めればいいのです。
泣くのを悪いことだと考えると、生きるのが苦しくなります。
つらいときに涙が出るのは、正常な生理現象。
人間なら誰でも普通にあることです。
泣くと、かえって気持ちがすっきりするでしょう。
泣くことは、ストレスを吐き出す作用があります。
いわば、心のごみ掃除です。
思いきり泣くと、しっかりストレスが吐き出され、また元気になるでしょう。
1回泣くのは、1回寝るのと同じくらい癒しの効果があるといわれています。
むしろ無理に泣くのを我慢しているほうが問題です。
ストレスをためたままになり、不健康です。
つらいのをごまかしていると、ますますストレスになるでしょう。
つらいときには思いきり泣きましょう。
そして元気になれば、また歩み始めるのです。