私たちは、行ったことがあるレストランについて、ある誤解を抱く傾向があります。
「行ったことのあるレストランは、すでに知っている」という誤解です。
たしかに一度行ったことがあるレストランなら、食事や雰囲気などを想像しやすいでしょう。
すでに店内や食事を知っているので、人にも説明しやすいはずです。
しかし、一度行っただけで、そのレストランをすべて把握したと考えるのは、少し早すぎるのではないでしょうか。
「同じレストランだから雰囲気も同じ」という先入観を捨ててください。
レストランによっては、時間帯によって様変わりするところが少なくありません。
たとえば、ランチやディナーです。
ランチとディナーでは、メニューも価格帯もずいぶん変わるでしょう。
昼と夜とでは、店内の雰囲気がずいぶん変わるはず。
昼間はカジュアルな雰囲気でも、夜にはフォーマルな雰囲気になることもあるでしょう。
同じレストランでも、時間帯を変えると、違った楽しみ方ができるようになります。
「時間帯を変えると、違った雰囲気を楽しめるかもしれない」と考えると、お店の潜在的な魅力に気づけます。
ランチで利用したレストランなら、次はディナーで行ってみませんか。
ディナーで利用したレストランなら、次はランチで行ってみるのも面白いでしょう。
レストランによっては、モーニング・ランチ・ディナーの3種類が存在する場合もあります。
たまには贅沢にレストランで朝食を楽しむのもよし。
時間帯を変えると、きっと新しい出会いや刺激があるでしょう。