自分の書いた文章を見直してみましょう。
自己PRや志望動機が、小さな字でいっぱいになっていないでしょうか。
「自分を詳しく知ってほしい。説明したい」と思えば、言葉数も増える傾向があります。
その結果、自己PRや志望動機の欄が、小さな字で埋め尽くされるのです。
たしかに小さな字なら、書く量も増えるため、多くのことを伝えやすくなるでしょう。
しかし実際のところ、小さな字でたくさん書かれた文章は、採用担当者にとって嬉しくありません。
まず小さな字で書かれていると、読みにくくなります。
目を凝らして、小さな字をたくさん読むのは、一仕事。
内容の善しあしより「読むのが大変」という印象が先に来るため、第一印象が悪くなりやすいのです。
小さな字で書いた文章は「読むのが面倒」と流し読みをされ、量が多い割に、印象には残りません。
小さな字は避け、少し大きめの文字で書きましょう。
不要な言葉を削れば、欄に収まるはずです。
少し言葉数は減りますが、その分だけ、一言一言が強調されます。
簡潔でわかりやすく書く能力も、社会人に必要な能力です。
まず簡潔でわかりやすい文章だけで、好印象です。
結果として、採用担当者によく読まれ、記憶に残りやすくなるのです。