執筆者:水口貴博

エントリーシートで心がける30の書き方

30

「以上」の一言を、礼儀正しい印象に変える工夫。

「以上」の一言を、礼儀正しい印象に変える工夫。 | エントリーシートで心がける30の書き方

応募書類の学歴欄を見てみましょう。

学歴欄は、義務教育から受けた学歴を書きますが、最後をどう締めくくるかです。

締めくくる言葉に決まりはありません。

学歴を一通り書いて、最後行は「以上」の一言で締めくくるのが定番です。

「以上」の一言によって「ここで終了」という意味がわかり、見やすくなります。

さて「以上」という平凡な言葉ですが、こんなところにも、工夫ができる余地があります。

「以上」という言葉を、次のように言い換えてみましょう。

「以上のとおり、相違ありません」

学歴に間違いないことへの宣言を含めて、締めくくるのです。

きちんと宣言する言葉があれば、それを見た採用担当者も、安心して確認できるでしょう。

そうした配慮ができる応募者にも、さらによい印象を抱くでしょう。

より丁寧で、しっかり締めくくった印象が出やすくなります。

「以上」の一言すら、礼儀正しい印象をアピールする場になるのです。

エントリーシートで心がける書き方(30)
  • 学歴欄の最後に書く「以上」を「以上のとおり、相違ありません」に変える。
まとめ

エントリーシートで心がける30の書き方

  1. エントリーシートとは。
  2. エントリーシートの扱いは、履歴書と同様に重視される。
  3. エントリーシートの作成は、意外に時間がかかる。
  4. エントリーシートを書きながら、自己分析をしない。
  5. まず大切なのは、エントリーシートを作成するときの心持ち。
  6. 聞かれたい質問は、エントリーシートに記載して、面接で質問されやすい状況を作る。
  7. 簡潔であることを、恐れない。
  8. 印象的な言葉にするとは、大げさな修飾語を使う意味ではない。
  9. 最初からしっかり仕上げる必要はない。
    最終的にしっかり仕上げればいい。
  10. 取っつきやすい印象は、選ばれやすさにつながる。
  11. エントリーシートは、手書きとパソコンのどちらで作成すべきか。
  12. 小さな字でたくさん書かれた文章は、第一印象が悪くなりやすい。
  13. 数行の文章だから、手間暇を減らすのではない。
    数行の文章だから、手間暇を増やす。
  14. 無地の欄に字を揃えて書くための意外な道具とは。
  15. パソコンで応募書類を作成する際は、フォントに注意。
  16. きれいな字で書こうと思うだけでは、きれいな字は書けない。
  17. 夜に書いたエントリーシートには要注意。
  18. 疲れや眠気を我慢して書いたところで、いい文章は書けないだろう。
  19. 心の状態は、そのまま文章にも表れる。
  20. 適度な休憩は、より良いエントリーシートを作成するコツ。
  21. きれいな文面でも、丸写しをしたとわかる内容では、相手の心を動かせない。
  22. 強烈な2大アイキャッチ効果は「手描きのイラスト」と「カラー」。
  23. 「何をしたか」より「なぜそれをしたのか」。
  24. 証明写真も、職種に応じて使い分けたほうが、選考で有利。
  25. 自己PRも志望動機も、嘘はいけない。
  26. 太字は、油性サインペンより筆ペンのほうが、きれいで上品に見える。
  27. 志望動機をスムーズにするのは、ボールペンによるマーキング。
  28. 応募書類の提出の早さは、意欲や熱意を間接的に伝える。
  29. あなたの書いた文章には、期待させる要素がありますか。
  30. 「以上」の一言を、礼儀正しい印象に変える工夫。

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