就職活動では、テンプレートを活用する場面があります。
たとえば、OB・OG訪問の依頼やお礼、面接の問い合わせなどです。
自己PRや志望動機など、就職意欲に関するさまざまなテンプレートが存在します。
社会では、ビジネスにふさわしい言葉遣いや表現が存在します。
書き方がわからないときは、テンプレートを利用する人も多いでしょう。
もちろんテンプレートを利用するのはいいのですが、注意したいのは丸写しです。
丸写しは、文面が礼儀正しくても、気持ちが伝わりにくくなります。
きれいな文面でも、丸写しをしたとわかる内容では、相手の心を動かせません。
「テンプレートを使ってもばれない」と思いますが、相手はベテランの社会人。
テンプレートを使うと、文面がきれいに整いすぎるため、すぐ見破られるでしょう。
場合によっては、相手を残念な気持ちにさせることもあります。
いくら礼儀正しい内容でも、丸写しの言葉では「手を抜いている」と思われても仕方ありません。
文面には、1行でもかまわないので、自分の言葉を含めるのが得策です。
テンプレートは、あくまで参考として活用しましょう。
依頼も感謝も、気持ちを伝えてこそ、意味があります。
文面が多少乱れてもいいですから、必ず自分の言葉を含めるようにしましょう。
自分の言葉で語るから、依頼も感謝も、よく伝わります。