自己PRにせよ、志望動機にせよ、大切なのは簡潔な文章です。
簡潔とは、簡単で要領よくまとまっていることをいいます。
長い文章でくどくどした説明は好ましくありません。
できるだけ短い文章でわかりやすく表現したほうが、相手にも読みやすくなります。
ところが、この簡潔に対して、恐怖心を抱く人がいます。
文章が短いと、何か物足りないような気がする。
手抜きをしているような印象もあり、落ち着かない。
もっとたくさん書いたほうがわかりやすくなるのではないかと思い、もどかしい気持ちに悩まされるのです。
もちろん説明が足りなければ、追加の必要はあるでしょう。
誤解を招く恐れがあれば、少し言葉を加えて、意味を正しくする必要もあります。
しかし、短い文章の状態で、意図や意味がきちんと伝わるなら、無駄に恐れることはありません。
同じ内容が伝わるなら、長い文章より短い文章のほうが、評価されます。
短くまとめることも、ビジネスにおける能力の1つ。
ビジネスにおいて、簡潔に表現できる能力は評価されます。
簡潔であることを、恐れないことです。
短い文章でわかりやすく表現できることは、素晴らしいこと。
くどい文章で評価が下がることはあっても、簡潔な文章で評価が下がることはありません。
短い文章であっても、きちんと意図や意味が表現できていれば、自信を持って表現しましょう。