「失礼します」と「失礼いたします」という2つの言葉があります。
どちらも意味は同じです。
部屋に入るときの挨拶言葉ですね。
さて、どちらも同じ意味なら、やはり言いやすい「失礼します」を選ぶことが多いのではないでしょうか。
言葉数が少なく、スムーズに言いやすい。
もちろん面接でも「失礼します」を使えます。
ただし、厳密に言えば、好ましいのは「失礼いたします」です。
どちらも同じ意味ですが、印象が違うのです。
「いたします」のほうが、丁寧な印象が強く、相手に対する尊重と敬意も感じられるため、面接では好まれます。
「失礼します」を使っていけないわけではありませんが「失礼いたします」のほうが、確実に丁寧で好印象。
丁寧な印象を表現するだけでなく、あなたにも、上品で丁寧な礼儀作法が備わっていると解釈されるでしょう。
さて、気をつけたいのは、混在です。
会話の中で「失礼します」と「失礼いたします」が混在するのはよくありません。
混在していると、その場の気分で発言していると誤解され、せっかくの丁寧な印象も下がりやすくなります。
どちらかの言葉に統一するほうが、会話全体も美しくなります。