面接が終われば、お礼をしましょう。
「そこまでする必要はないのではないか」と思う人もいるかもしれませんね。
実際のところ、面接後のお礼をする人は少数です。
「お礼をするのは、志望者の1割程度」といわれています。
しかし、少ないからこそ、意味があるのです。
多くの人が忘れがちな、面接後のお礼をすれば、やはり印象がよくなるでしょう。
面接で印象に残らなかった人も、面接後のお礼で印象に残ることもあります。
お礼は、あらゆる人間関係の基本です。
きちんとしたお礼が不利に働くことはありませんから、お礼をして損はありません。
貴重な時間を割いて対応してくださったのですから、お礼を言うことが大切です。
お礼は、電話・メール・手紙などです。
お礼は、長くなりすぎず、簡潔にまとめましょう。
「お忙しい中、面接に貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました」という内容が中心です。
お礼の詳しい内容は、ウェブサイトで検索すれば、すぐ見つかります。
電話・メール・手紙のどれが適切であるかは、状況によります。
迅速に伝えたければ、電話やメールがいいでしょう。
丁寧に伝えたければ、手紙が最適です。
もし特別な理由がなければ、手紙がおすすめです。
手紙は、郵送料がかかるからです。
お礼を伝えるために費用をかける姿勢を見せることで、採用担当者の心理を動かす効果が強くなるでしょう。
文面も、パソコンで作成するより、手書きのほうが効果的です。
「わざわざお金と手間をかけて申し訳ない」と思わせるのも、採用率を上げる工夫の1つです。