選考が順調に進む途中で、入社の意思がなくなる場合があります。

たとえば、1次面接を通過した後、その企業への入社をやめたくなる場合です。

あることがきっかけで、企業に魅力を感じなくなったり進路変更をすることになったりなど、理由はさまざまです。

「たとえ内定が出ても、辞退するつもりではあるが、せっかくだから次の面接も受けておこう」

そう思う人もいるかもしれません。

「面接の練習にもなる」という考えを持つ人もいるでしょう。

たしかに気持ちもわかるのですが、やはり適当な気持ちで面接を受けるのは好ましくありません。

企業は、貴重な時間と労力を割いて面接をしてくださっています。

入社の意思がないにもかかわらず面接を受けるのは、企業に無駄を作らせることになるため、失礼になるでしょう。

また応募者にとっても、時間の無駄が増えてしまいます。

面接の時間だけでなく、交通費も手間もとられてしまい、就職活動の貴重な資源を消費してしまうのです。

入社の意思がなくなれば、選考の途中でも、早めに辞退の連絡を入れましょう。

行動は、早いほうが得策です。

連絡手段は、誠意を伝えるためにも、メールより電話のほうが適切です。

丁寧に深く謝り、誠意を伝えます。

切り出しにくい内容ですが、勇気を持って電話しましょう。

• 選考の途中でも入社の意思がなくなれば、早めに辞退の連絡を入れる。