面接を受けた分だけ、礼儀作法も自然に身につくと考えていませんか。
もしそう思っているなら、少し考え方を変える必要があります。
面接は、礼儀作法を身につける場ではなく、身につけている礼儀作法を表現する場。
つまり、本番です。
礼儀作法は本来、面接前に身につける必要があり、面接で身につけるのでは遅すぎます。
もちろん完璧なビジネスマナーまで要求しているわけではありません。
就職活動で要求されるビジネスマナーは、一般的な礼儀作法で十分です。
礼儀作法を身につけられるかどうかは、面接前に、どれだけ社会人と接してきたかです。
学生時代、社会人と接する機会がある場面を思い出しましょう。
たとえば、アルバイトです。
社会人である先輩を手本とすることで、礼儀作法を身につけやすくなります。
忘れてならないのは、学校の先生です。
学校の先生も社会人の1人です。
先生とのやりとりを通して、礼儀作法を身につける機会になります。
就職課の職員とする面接の練習も、礼儀作法を身につける機会になるでしょう。
社会人と接する機会を通して、だんだん礼儀作法が身につきます。
機会は、自然に発生するのを待つのではなく、自分から増やす努力が大切です。
社会人と接する機会を積極的に増やし、少しでも早く礼儀作法が身につくように心がけましょう。