面接中、鼻水が垂れることがあります。
たとえば、花粉症の季節になると、自然と垂れる鼻水に悩まされる人も多いでしょう。
面接中に鼻水が垂れたとき、どうしますか。
やはり面接中に鼻をかむのをためらう人は、多いのではないでしょうか。
鼻をかむ動作といい、音といい、気持ちのいいものではありませんね。
仕方ない状況とはいえ、できれば避けたいものです。
だからとはいえ、鼻水をほうっておくのは、もっとよくありません。
鼻水を垂らした顔を面接官に見せるほうが、はるかに不格好になるでしょう。
鼻水が垂れたときは、ティッシュで鼻をかみましょう。
さて、気をつけたいのは、この瞬間です。
突然ティッシュを取り出して鼻をかむこともできますが、この動作は控えたほうがいいでしょう。
鼻をかむのがいけないのではありません。
いきなり鼻をかむのがよくないのです。
もちろん普段の生活なら、突然鼻をかむのもいいのですが、面接は公式の場。
礼儀作法は、より強く意識したいところです。
では、どうするのかというと、一言、断りを入れるだけでいいのです。
「恐れ入ります。鼻水が垂れるので、鼻をかんでもよろしいでしょうか」
面接官が「どうぞ」と言えば、鼻をかみます。
許可されるのは当然なのですが、この一手間が重要です。
きちんと許可を得ることで「きちんと礼儀をわきまえている」という印象が伝わります。
印象が悪くなりがちな鼻をかむ動作を、かえって礼儀作法をアピールする機会に変えられるでしょう。