面接では、入室マナーと退室マナーがあります。
入室も退室も、どちらも評価対象です。
両方とも、大切であることに変わりありません。
礼儀や常識を確認する、重要なポイントです。
さて、あえて「どちらがより大切か」という点で考えてみましょう。
「より大切」という点で考えるなら、やはり入室マナーです。
入室マナーは、第一印象を大きく決める瞬間だからです。
私たちが思う以上に、第一印象は強烈です。
強く記憶に残りますし、一瞬で全体的な人間性を判断される傾向があります。
「部屋に入って、椅子に座るだけ」と思いますが、軽視できません。
面接官は、入室の振る舞いから、応募者の礼儀や常識などを推し量ります。
時間としては一瞬かもしれませんが、深く長く、印象に残り続けるのです。
入室マナーは、第一印象につながりやすいため、退室マナー以上に重要です。
入室マナーは、しつこいくらいに練習しておきましょう。
練習、練習、また練習です。
自然と体が動くくらい、何度も練習しておくことが大切です。