自己PRや志望動機には、論理が必要です。
話の筋が通っていて、納得できる内容であることです。
単純に言えば「AはB。BはC。だからAはC」という内容です。
たとえば「私は人と話すことが得意。得意な話術を生かして営業をしたい。だから、私は御社を志望した」という流れです。
結論までの筋道が、事情や理由を含めて説明されていると、納得しやすくなりますね。
話が論理的だからこそ、採用担当者にとってもわかりやすくなります。
ただし、論理は必要ですが、論理だけではいけないのです。
結論までの筋道が淡々と説明される様子は、間違っていませんが、十分でもありません。
心が動かされないからです。
説明書を思い出してください。
説明書は、操作方法や注意書きが、わかりやすく淡々と書かれていますが、感動することはありません。
説明書の内容は、心が感じられないからです。
人は、心を感じないと、印象に残りません。
だから説明書は、読んでもすぐ忘れます。
必要なのは、心が感じられる内容です。
自己PRや志望動機を、採用担当者が見聞きしたとき、心が感じられる内容を工夫してみてください。
頑張ったことを紹介するのもいいでしょう。
実績を挙げるまでの苦労話も、あわせて紹介するのもいいでしょう。
今後の目標を紹介するのも、積極性が感じられるため、いいアイデアです。
人間らしい思いやり、優しさ、努力です。
心を動かせるのは、心です。
心が感じられる内容に仕上げれば、採用担当者の心を動かすことができ、より深い感動を呼べます。