面接ではまれに、面接官が名刺を渡してくることがあります。
初対面ですから、面接官も企業の一員として身分を明かすため、名刺を差し出すことがあります。
名刺をもらえば、自分も名刺を渡さなければいけないのでしょうか。
いいえ、名刺を渡す必要はありません。
名刺は、自分が何者であるかを伝えるためのものです。
面接では、履歴書に応募者のプロフィールが詳細に書かれていますから、不要です。
履歴書が、立派な名刺の代わりになるのです。
ただし、名刺を渡していけないわけではありません。
「ぜひ名刺を渡したい」と思うなら、もちろん渡しても問題ありません。
また、名刺を渡すべきか、判断が難しい状況なら、面接官に確認してみるといいでしょう。
「すでに履歴書をお渡ししていますが、名刺もお渡ししてよろしいでしょうか」
確認を取ったうえで行動すれば、間違いはないはずです。