面接では、自己PRをして終わりになることはありません。
自己PRの後は、その内容について詳しく聞かれるのが定番の流れです。
いわゆる、突っ込みです。
「なぜそう思うのですか」
「さらに詳しく教えてください」
「それは思い違いではないですか」
自己PRを否定されるような意見が返ってくることも珍しくありません。
自己PRは、面接の序盤で話すことが多いため、面接全体の流れを決める要素です。
履歴書で自己PRを作成する際は、詳しく聞かれるであろう準備もしておくことが大切です。
たとえば、努力家であることをアピールするなら、詳しく聞かれても答えられる準備をしておきます。
履歴書には書かれていない詳細は、スムーズに答えたい。
突っ込みに対して、無言だけは避けたい。
もし想定される突っ込みがわかりにくければ、自己PRを有識者に確認してもらいましょう。
先生・親・友人。
特におすすめは、就職課の職員です。
自己PRを確認してもらったとき、その人が疑問に思ったことは、面接官も疑問に思う可能性があります。
できれば複数人に確認してもらったほうが安心です。
視点が多くなればなるほど、さまざまな質問が想定できるようになります。
「ここを詳しく聞かれそうだ」という見当がつけば、厳しい突っ込みへの準備がしやすくなるのです。