執筆者:水口貴博

履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

29

自己PRは完成して終わりではない。詳しく聞かれる準備もしておくこと。

自己PRは完成して終わりではない。詳しく聞かれる準備もしておくこと。 | 履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

面接では、自己PRをして終わりになることはありません。

自己PRの後は、その内容について詳しく聞かれるのが定番の流れです。

いわゆる、突っ込みです。

「なぜそう思うのですか」

「さらに詳しく教えてください」

「それは思い違いではないですか」

自己PRを否定されるような意見が返ってくることも珍しくありません。

自己PRは、面接の序盤で話すことが多いため、面接全体の流れを決める要素です。

履歴書で自己PRを作成する際は、詳しく聞かれるであろう準備もしておくことが大切です。

たとえば、努力家であることをアピールするなら、詳しく聞かれても答えられる準備をしておきます。

履歴書には書かれていない詳細は、スムーズに答えたい。

突っ込みに対して、無言だけは避けたい。

もし想定される突っ込みがわかりにくければ、自己PRを有識者に確認してもらいましょう。

先生・親・友人。

特におすすめは、就職課の職員です。

自己PRを確認してもらったとき、その人が疑問に思ったことは、面接官も疑問に思う可能性があります。

できれば複数人に確認してもらったほうが安心です。

視点が多くなればなるほど、さまざまな質問が想定できるようになります。

「ここを詳しく聞かれそうだ」という見当がつけば、厳しい突っ込みへの準備がしやすくなるのです。

履歴書の自己PRで注意したい書き方(29)
  • 自己PRを深く突っ込まれても、答えられる準備をしておく。
好感が得られやすい自己PRの基本構成。

履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

  1. 自己PRは、自己紹介の一種。
  2. どんな経験が、自己PRのネタとして使えるか。
  3. 自己PRは、抽象的な言葉より、証明できる実績。
  4. 1行目に結論。
  5. キャッチフレーズのある自己PRは、心を動かす。
  6. なぜ、学んだ事実を伝えるだけでは、不十分なのか。
  7. 皆勤賞は、強力なアピールになる。
  8. 自己PRは、量より質。
  9. 自己PRは、あくまで仕事に生かせるものであること。
  10. 自己PRに、高校時代や中学時代の話を出していいのか。
  11. 自己PRは、自慢なのか。
  12. 「これなら誰にも負けない」という長所なら、1つでも十分。
  13. アルバイトの経験談は、目立ちにくい。
  14. アルバイトに励んでいたことをアピールするときの注意点。
  15. 残念ながら、ビジネスにおいて「控えめ」は、長所にならない。
  16. 3年以上続けているなら、平凡なことでも、実績の1つ。
  17. 自信と謙虚の理想的なバランスは、4対1。
  18. 大学時代に大きな結果を残せていないとき、自己PRはどう書くか。
  19. なぜ自己PRに、格言を含めてはいけないのか。
  20. 目標やビジョンのある自己PRは、より印象深くなる。
  21. 「具体的になっているか」だけでなく「抽象的ではないか」でも、考えたい。
  22. 体験談の目安は、自己PR全体の3割程度。
  23. 技能だけが自己PRではない。
    こだわり・信念・哲学も、立派な自己PR。
  24. 自己PRの説得力を上げるポイントは、他者からの評価。
  25. 描写できない自己PRは、印象にも残らない。
  26. 説得力を上げるコツは、2面性。
  27. 応募書類に自分のブログのURLを記載し、アピールしてもよいのか。
  28. 自己PRや志望動機が、履歴書と口頭で異なるのは、許されるか。
  29. 自己PRは完成して終わりではない。
    詳しく聞かれる準備もしておくこと。
  30. 好感が得られやすい自己PRの基本構成。

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