自己PRでは、学びにつながった経験談を通してアピールすることが大切です。
その経験談の1つとしてよく挙げられるのは、アルバイトです。
コンビニ、居酒屋、カフェ、レストラン、スーパーマーケット、ショップの販売員。
もちろんアルバイトの経験談も、重要なアピールにつながるでしょう。
ただし、アルバイトの経験談をするなら、注意点があります。
「○○のアルバイトをしたことがあります」という普通のアピールは、聞き流されやすいという点です。
実際のところ、アルバイトの経験談は目立ちにくいと考えるのが妥当です。
もはやアルバイトは、珍しい経験ではありません。
アルバイトの求人は町にあふれています。
熱意と意欲さえあれば、誰でも経験できると考えていいでしょう。
必死に頑張ったことをアピールしても、そもそも頑張るのは当たり前。
アルバイトの経験談だけでは、採用担当者の印象に残りにくいのです。
では、アルバイトの経験談は禁止かというと、そうではありません。
アルバイトの経験談を話すなら、表現の仕方がポイントです。
アルバイトで得たことが、企業にどう貢献できるかをアピールすることがポイントです。
たとえば、接客業なら「常連客の名前を覚えるのが得意」という点を強調して、接客の即戦力をアピールします。
流通のアルバイトなら「販売のノウハウ」などを、具体的に紹介するといいでしょう。
責任者やリーダーなど、高い地位に就いた経験があれば、部下の育て方で実際に取り組んだ例を話すのはいかがでしょうか。
アルバイトの経験談をするなら、企業の貢献に結びつけた紹介の仕方をしましょう。