自己PRの内容は、人それぞれです。
強みや得意は人それぞれですから、自由に表現していいでしょう。
注意点や重要なポイントさえ押さえておけば、構成に決まりはありません。
自己PRが人それぞれであるように、自己PRの構成も人それぞれです。
ただし「好感が得られやすい」という点で言えば、一定の構成が存在します。
次の構成を押さえておけば、好感が得られやすい自己PRを作成できます。
あくまで一例ですが、ぜひ参考にしてください。
冒頭は、結論から始めましょう。
結論から始めることで、話がわかりやすくなります。
さらに結論をキャッチフレーズにすれば、印象をいっそう高めることができます。
つかみの効果も得られるため「さらに詳しく知りたい」という興味関心をかき立てることができます。
冒頭で話した結論について、具体的なエピソードを紹介します。
実体験を話すのがポイントです。
実体験は、強い説得力があるため、自己PRの印象を強化できます。
最後に、自分の強みや得意が、企業利益にどう生かされるのかで締めくくります。
特に「貢献」というキーワードを含めると、きれいに締めくくりやすくなります。
私は友人から「アイデアマン」とよく言われます。
たとえば、大学の講義で、アイデアを出す課題が出たことがありました。
学生でもできるボランティア活動についてのアイデアです。
周りの参加者は、10前後のアイデアでしたが、私は、100以上のアイデアを思い付くことができました。
そうしたことが、何度も続いたため、自分はアイデアを考えるのが得意な性格であることを自覚しました。
アイデアを考えると言えば、大変である印象を持つ人も多いのですが、私の場合は違います。
幼少期から両親に「普通とは違った発想をしろ」という教育を受けてきました。
その影響が強く、私は昔から変化を加えて物事を考える機会が多くなり、いつの間にか得意になりました。
この発想の力を、企画や商品開発などの分野で生かし、御社の発展に貢献したいと考えています。