面接を受けるなら、話し方の練習が必要です。
客観的に確認するなら、やはり録画が最適です。
完全に他人の視点から、自分の様子をはっきり確認できます。
しかし実はもっと身近に、手軽な方法があります。
鏡に向かって話すことです。
鏡に向かって話すと、面接官から見た自分の話し方がよくわかります。
自分が話す様子を見ながら、おかしな点がないか、確認しましょう。
小さな声になっていないか。
棒読みになっていないか。
無表情になっていないか。
不自然なしぐさはないか。
目の前に自分の顔が見えるので、話し方やしぐさなどのささいな点までよくわかります。
日々の入浴や洗顔など、鏡の前に立つタイミングを活用して練習するといいでしょう。
さて、実際やってみると気づきますが、慣れないうちは実にやりにくい。
自分に向かって話しかけるのは恥ずかしくて、照れを感じます。
不自然であり、慣れないうちは落ち着かないのです。
それがいいのです。
「やりづらい」「恥ずかしい」「話しにくい」と思うかもしれませんが、言い換えれば、面接と似た状況です。
相手が誰であれ、きちんと目を見て、はきはき話しましょう。
照れがあっても、克服する練習です。
自信がなくても、堂々と話す練習です。
初対面の人とも、笑顔で接する練習です。
話しにくいからこそ、意味があります。
鏡に映る自分に向かって自然に話せるようになれば、面接でもきっとうまく話せるでしょう。