面接の練習において、余裕があれば、ぜひ演じてほしい役があります。
面接官です。
応募者ではなく、面接官の役も演じてみてください。
たとえば、あなたが面接官になり、友人を応募者とします。
逆の立場になることで、面接官の見方や感じ方を疑似体験できるでしょう。
面接官を演じて、初めて気づく点があるはずです。
目を見て話す重要性も笑顔の印象も、面接官の立場になれば、よく実感できるでしょう。
「面接官からは、こう見えているのか」とわかれば、視野が広がって、対策も立てやすくなるはずです。
圧迫面接も、する側になってみます。
わざと、次のような意地悪な発言で、応募者を困らせてみましょう。
「自信なさそうな話し方だね」
「成績が悪いね。よくこんな内容で応募してきたね」
「履歴書を見たけど、きれい事なのはわかっているよ」
圧迫面接をする側になれば、圧迫するときの面接官の心理にも気づけるでしょう。
圧迫面接で嫌がらせを言うのは、面接官にも罪悪感があり、なかなか大変なのです。
必須ではありませんが、余裕があれば、ぜひ挑戦してみてください。
さまざまな立場を経験することは、視野や考え方を広げることに貢献します。
本を読むだけではわからない、貴重な体験ができるはずです。