「あなたにとって仕事とは何ですか」
職業観を問う質問の1つです。
仕事に対する考え方は、人それぞれであり、明確な答えはありません。
「仕事をするうえで大切なことは、何だと思いますか」
「あなたが仕事をするとき、大切にしている心構えはありますか」
仕事に取り組む心構えについての質問です。
「仕事は大変ですよ。最後までやり遂げる自信はありますか」
具体的な仕事内容がわかっていない状態では、仕事をやり遂げる自信について質問されても、困るでしょう。
次のポイントを意識して答えましょう。
「○○は、どの程度使えますか」
○○には、各職種でよく使われる道具やスキルの名前が入ります。
たとえば、IT関係なら、パソコンやパソコンソフト名などが入るでしょう。
「アルバイトの経験はありますか」
「どんなアルバイトをしていましたか」
「どのくらいの期間、続けていましたか」
「あなたにとって、仕事とは何ですか」
「社会に出て、働く理由を教えてください」
基本的に難しく構える必要はなく、自分の正直な意見を述べましょう。
「チームになったとき、どんな役割を担当することが多いですか」
それを聞いてどうするのかと思いますが、大切な意味が込められています。
この質問をする面接官の意図は「チームとして働けるかどうか」です。
「入社後、どんなキャリアプランを考えていますか」
「仕事を通して、どんな知識や技能を身につけたいですか」
入社後のキャリアプランを聞く理由は、仕事によって何を実現したいのかを把握するためです。
「出世をしたいと思いますか」
応募者の職業観を確認する質問の1つです。
面接官としては、応募者に上を目指す野心があるかどうかが気になるところです。
「当社では、理系の知識が生かしにくいかもしれませんが、よろしいですか」
「文系の勉強で通じない業務が多いかもしれません。大丈夫ですか」
大学と志望企業の分野が異なるとき、面接で問われやすい質問です。
「転勤があるかもしれませんが、大丈夫ですか」
「地方への転勤はできますか」
ほとんどの企業で存在するのが、人事異動。
希望職のイメージを聞かれることがあります。
「営業は、どのような仕事だと思いますか」
「開発の仕事のイメージを聞かせてください」
「当社の商品について、どう思いますか」
「弊社のサービスを受けて、どんな感想をお持ちですか」
応募者の着眼点と意識の強さの確認です。
企画・開発・研究職を希望する面接では、次のような質問の準備が必要です。
「入社できれば、どんな新商品を作りたいですか」
「これから売れそうな新サービスのアイデアはありますか」
「人間関係で大切にしていることは何ですか」
そう質問する面接官の狙いは、周囲との調和が保てる人物かどうかの確認です。
面接官は、人間関係で大切にしていることを手がかりにして、応募者の人柄や職場への適応力を見極めようとします。
「上司と自分の考えが違うとき、あなたならどうしますか」
避けたいものなら、避けたい状況。
しかし上司と考え方が合わない状況は、仕事をしていれば、必ず発生する状況です。
「上司に叱られたとき、どう対処しますか」
そう聞かれたとき、どう答えますか。
企業にとっては、社員がすぐ辞められては困ります。
「お客さまからばかやろうと怒鳴られたとき、どう対応しますか」
上司から理不尽に怒鳴られればパワーハラスメントになりますが、意外な人物から怒鳴られることがあります。
お客さまです。
「職場の雰囲気とやりがいの、どちらが大切ですか」
応募者にとって能力を発揮しやすい場面はどちらであるかを知るための質問です。
一見すると、どちらも重要で、選ぶのが難しく感じるでしょう。
「一般職を選んだ理由を教えてください」
「総合職を希望する理由を教えてください」
この質問の意図は、一般職・総合職の仕事の範囲を、応募者が正しく把握しているかを確認です。
「やってみたい仕事はありますか」
「希望の配属先はありますか」
採用するにあたり、応募者に希望があれば、参考にしたいと考えます。
「プライベートの約束と残業がぶつかれば、どちらを優先するか」
そう聞かれたとき、どう答えますか。
本音と言えば、やはりプライベートと答えたいところでしょう。
「あなたの将来の夢は何ですか」
この質問の意図は、応募者に人生における大きなビジョンが描けているかどうかの確認です。
夢の有無や内容によって、人生とどのくらい真剣に向き合っているのか、確認できます。
「タバコは吸いますか」
「1日に何本くらい、タバコを吸いますか」
喫煙の習慣は、ごまかさず、正直に答えましょう。
「なぜ都会で就職したいのですか」
面接では、都会で就職したい理由について聞かれることがあります。
おそらく正直な意見としては、利便性や仕事の数に関する理由が多いのではないでしょうか。
「企業での女性の役割は、何だと思いますか」
この質問の意図は、企業が女性に期待する役割と、ずれがないかの確認です。
同時に、応募者が女性として、どんな立ち振る舞いを心がけようとしているかを知る狙いもあります。
総合職を希望する女性の場合、面接で聞かれやすい質問があります。
「総合職の男性の中で働くことは大丈夫か」です。
ばりばり男性に混じって働く場合、女性にも、ある程度の知力・体力・精神力が求められます。
「いつまで働こうと思っていますか」
女性に向けて聞かれることが多い質問です。
この質問の意図は、将来設計の確認です。
「入社後に向いていないと感じたとき、どうしますか」
この質問の意図は、すぐ辞めることがないかの確認です。
入社してすぐ辞職されると、人員不足が発生して、企業も困ります。
面接では、定かではない予定について聞かれることがあります。
たとえば、将来の進路です。
田舎から都会に出た人なら「いつか実家に戻る予定ですか」と聞かれるかもしれません。