面接では、定かではない予定について聞かれることがあります。
たとえば、将来の進路です。
田舎から都会に出た人なら「いつか実家に戻る予定ですか」と聞かれるかもしれません。
履歴書に実家が家業を営んでいる旨を記載すれば「将来は家業を継ぐ予定ですか」と聞かれる可能性もあるでしょう。
また結婚して子どもがいるなら「今後、お子さんが増える予定はありますか」という質問もあり得ます。
一般的に面接の受け答えは、明確な答えが好まれます。
イエスであれノーであれ、はっきり答えることが大切です。
定かではない予定について聞かれた場合も、やはりきちんとした返事をしたいと思うのではないでしょうか。
もちろんすでに答えが決まっているなら正直に答えるだけでいいのですが、未定である人も多いはずです。
普段の日常会話なら「どうなのでしょう」「私が知りたいくらいです」など、曖昧な言い方もできるでしょう。
しかし、面接は日常会話と違います。
うまく答えようとして、余計な嘘をついたり、早まった結論を出したりするほうがよくありません。
無理に答えると、その発言に責任を持たなければいけなくなり、後から話がこじれる可能性もあります。
答え方に迷いがちな場面ですが、考え方は実にシンプルです。
未定であることは「未定」と答えましょう。
「未定」という返事は、ぼかした返事ではなく、はっきりした答えの1つ。
「現在のところ、未定です」
未定の事柄については、ストレートに「未定」と答えるのが賢明です。