「お客さまからばかやろうと怒鳴られたとき、どう対応しますか」
上司から理不尽に怒鳴られればパワーハラスメントになりますが、意外な人物から怒鳴られることがあります。
お客さまです。
自分が悪くて叱られるなら、まだ納得できるでしょう。
しかし、社会で仕事をしていると、お客さまから理不尽に怒鳴られる場面があるのも事実。
そういう場面を想定して、面接官は応募者に理不尽に怒鳴られたときの対応について質問することがあります。
まず、ネガティブな発言は注意しましょう。
「ただ悲しいだけです」
「泣いて、その場から逃げるかもしれません」
「自信を失って、仕事を辞めるかもしれません」
弱気な発言は、精神力まで弱いと判断され、減点対象になる可能性があります。
本音であっても、伏せておくほうがいいでしょう。
好ましいのは、やはりポジティブな答え方です。
「愛のむちと考え、自分を引き締めるチャンスにしたいと思います」
「厳しい言葉ですが、お客さまからの愛情の1つと考え、前向きに捉えたいと思います」
「気に掛けてもらっているだけありがたいと考え、励みにしたいと思います」
前向きに受け止めて生かそうとする姿勢なら、面接官を驚かせ、好感触が得られます。
面接対策というより、処世術として、身につけておくといいでしょう。