「入社後、どんなキャリアプランを考えていますか」
「仕事を通して、どんな知識や技能を身につけたいですか」
入社後のキャリアプランを聞く理由は、仕事によって何を実現したいのかを把握するためです。
応募者の中には、安易な理由で応募してくる人がいます。
「どこでもいいから働きたい」
「お金さえもらえればそれでいい」
「与えられた仕事をしていればいいだけ」
軽い気持ちでは、責任を持って大きな仕事を対応するのは難しいでしょう。
そのため、入社後のキャリアプランを聞くことで、本気の度合いと、仕事によって何を実現したいかを確かめようとします。
まず注意したいのは、個人的なプランです。
「20代のうちに結婚したい」「30歳までに家を持ちたい」などは、キャリアプランではなく、個人的な話です。
「キャリア」というキーワードですから、仕事に関連した展望について、具体的に語りましょう。
「企業に貢献」という点を意識しつつ、中長期的な視点からキャリアプランを語ると、面接官にも好印象です。
「20代のうちに○○の専門的知識をしっかり身につけ、10年以内には部下を持ち、○○の業務に強い集団を作りたい」
「学生時代の○○を生かして、5年以内には○○の資格を取得したい。10年後には○○のトップになって御社に貢献したい」
学生の身分で大きなキャリアプランを語るのは、分相応でない気がして恥ずかしいかもしれませんが、気にしないことです。
あくまで自分が実現したい展望ですから、目を輝かせながら、生き生きと語りましょう。