バスや電車の中では、どんな過ごし方をしていますか。
目的地に到着するまで、本を読んだり音楽を聴いたりしているでしょう。
外の景色をぼうっと眺めたりすることもあるかもしれません。
もちろん過ごし方は自由ですが、ぜひ「発想力のトレーニング」という選択肢も検討してみてください。
バスや電車の中は、発想力を鍛える場所だからです。
電車やバスの中には、壁面広告や中づり広告があります。
注目してほしいのは「広告にあるキャッチコピー」です。
各企業が出している広告には、キャッチコピーがあります。
キャッチコピーには、人の心をつかむような書き方がされています。
短い一言だからこそ、心によく響きます。
どのキャッチコピーも洗練されていて、すでに完成されていますが、自分なりにアレンジしてみましょう。
「もっと面白いキャッチコピーを作ってみる」という意気込みでアレンジしてみてください。
たとえば、転職活動の広告に「同じ環境は、もう終わりにしよう」というキャッチコピーがあるとします。
「同じ仕事は、もう終わりにしよう」という言葉にアレンジしてみます。
新しい仕事への挑戦意欲が湧いて、仕事のモチベーションがアップするでしょう。
ビールの広告に「喉に震えるおいしさで、1日の疲れを癒そう」というキャッチコピーがあるとします。
「心に響く言葉で、上司をあっと驚かせよう」という言葉でアレンジしてみます。
自分でアレンジしたキャッチコピーが、自分を励ましているように聞こえ、仕事の意欲が高まるでしょう。
コピーライターになった気分で言葉をアレンジして、自分の生活に生かします。
頭の体操になり、発想力を鍛えることができます。
自分が今携わっているビジネスにつなげてみるのも面白いでしょう。
そうすれば、アレンジしたキャッチコピーを仕事で生かせることもできるでしょう。
キャッチコピーをそのまま使うのは著作権法に触れますが、自分の頭でアレンジするなら問題ありません。
制限時間は、目的地に到着するまでです。
制限時間があることで、適度な緊張感が生まれ、頭の回転を促します。
あくまでアレンジなので、特別なルールはありません。
堅苦しく考えず、ぜひ遊びの気分で楽しんでみてください。
たとえうまくアレンジできなくても、少なくとも発想力を鍛えるトレーニングになるので無駄にはなりません。
バスや電車は、発想力を鍛えるトレーニング場なのです。