執筆者:水口貴博

売り上げを上げる30の方法

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商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。

商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。 | 売り上げを上げる30の方法

キャッチコピーとは、人を引き付ける言葉のことです。

商品の広告や宣伝の際に使われます。

キャッチコピーをつけている商品は、世間ではよく目にします。

多くの作品には、売り上げをアップさせるため、人の心をキャッチできるような言葉を使うのが定石です。

しかし、です。

キャッチコピーをつけて、初めて心をキャッチできるのでは遅いです。

商品名まで見てもらえても、キャッチコピーまで読んでもらえるとは限りません。

商品名そのものを、キャッチコピーにするべきです。

それが一番理解は早く、見る人に強い印象を与えます。

たとえば、本屋に「あなたの夢が必ず叶う30の方法」というタイトルの本があったとします。

シンプルな名前です。

しかし、1ページも開くことなく、本の趣旨が一目で強烈に伝わってくる内容です。

タイトルを見て、誤解する人はいません。

夢を叶えたい人は、自然に引き寄せられるタイトルです。

商品名そのものがキャッチコピーなら、説明は不要で、誰でもすぐ理解できます。

たとえば、ホテルの部屋「105号室」より「癒しの部屋」という名前にすれば、わかりやすくなります。

癒されたい目的がある人は、その部屋を選びやすくなります。

「マルチビタミン」より「美肌専用マルチビタミン」のほうが、美肌の人には嬉しいビタミンです。

「ハイヒール」より「まめのできにくいハイヒール」のほうが、商品の目的が一目でわかります。

商品名は、常に一番力を入れましょう。

具体的で、目的のわかる商品名こそ、一番のキャッチコピーになっているのです。

売り上げを上げる方法(24)
  • 商品名を、目的名にする。
商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。

売り上げを上げる30の方法

  1. 売り上げアップのキーワードは「商品」ではない。
    常に「人」である。
  2. ドアのないお店ほど、繁盛する。
  3. 「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
    「繁盛している店」にも理由がある。
  4. 人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。
  5. 「松竹梅」に加えて「特上」を作れば「松」の売り上げが向上する。
  6. 目玉商品のない店は、経営が苦しくなる。
  7. 「1日10食限定」という数量限定商品を作る。
  8. 人間は、新しい物が大好き。
    「日替わり」に作れば、来客数が増える。
  9. ポイントカードを作れば、売り上げが向上する。
  10. 最も人が喜ぶ報酬は、現金である。
  11. 感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。
  12. ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。
  13. 文字だけのメニューより、写真付きのメニューのほうが、わかりやすい。
  14. 設備投資をしすぎると、事業は失敗しやすくなる。
  15. レジの隣を無駄にしない。
  16. 店内が明るいと、入店しやすくなる。
  17. 強調するなら、色より、大きさのほうが有利。
  18. 単位を変えて、量を強調する。
  19. 事実を伝えながら、強調した方法を使う。
  20. カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。
  21. お客さまは、性能より体験を求めている。
  22. 暑いときには、店内を冷やす。
    寒いときには、店内を暖かくする。
  23. お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。
  24. 商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。
  25. 商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。
  26. 道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。
  27. 留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。
  28. 立地条件が悪くても、ウェブサイトを持てば解消できる。
  29. 商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。
  30. 売ろうという当たり前の努力をする。

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