執筆者:水口貴博

間違いや失敗のない職場にする30の方法

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残業をしている職場は、要注意。

残業をしている職場は、要注意。 | 間違いや失敗のない職場にする30の方法

「残業」と聞いて、どのような印象を持ちますか。

私が社会人になる前は、残業をしていると、一生懸命にたくさんの仕事をしているような印象がありました。

残業をするくらいですから、それだけ仕事が熱くなっているのかと思っていました。

しかし、自分が社会人になり、本当の現実を見たときに、その印象はひっくり返りました。

残業をしている職場ほど、仕事への情熱が冷めています。

今までいろいろな職場で仕事をしてきましたが、チームワークの悪い職場ほど、残業が多くありました。

残業が多いと、疲れがたまり、だらしなくなります。

残業が多くなるから、チームワークが悪くなると言ってもいいでしょう。

一番ひどいときは、次の日の深夜2時や3時ごろまで仕事をさせられ、帰りは電車がないのでタクシーという時期もありました。

正直なところ、チームワークは最悪でした。

コミュニケーションが大切だと頭でわかっていても、そうする元気がないのです。

疲れていて、考える元気すら残っていません。

睡眠時間も短ければ、元気を取り戻すこともできません。

だらだらになれば、さらに残業になります。

悪循環へ傾く一方でした。

一方、チームワークのある職場ほど、残業がありません。

チームワークのある職場ほど残業がなく、定時ぴったりで帰られる職場でした。

「残業をしたくない。早く帰りたい」気持ちを持っているから定時内の仕事には、必然的にきびきびした動きになります。

定時で帰ることができれば、時間の余裕もありますから、のんびりできるし、睡眠時間もたっぷり取れます。

公私ともに、充実するのです。

社員が残業をし始めたら、赤信号と思ってください。

だらだらになっている証拠なのです。

間違いや失敗のない職場にする方法(17)
  • 残業のない職場にする。
1週間は、神様のリズム。

間違いや失敗のない職場にする30の方法

  1. 失敗をする原因は、人ではなく、システムにある。
  2. 人を変えるためには、時間がかかる。
    システムを変えれば、時間はかからない。
  3. 間違いを減らすために、ダブルチェックを導入しよう。
  4. 間違えてはいけない仕事は、ダブルチェック。
    間違えてもいい仕事には、スピード重視。
  5. 締め切りを与えると、部下は活発になる。
  6. 口頭だけの指示は、間違いを増やす。
    口頭と文書の両方で指示すれば、間違えない。
  7. 仕切りがあると、人間はサボってしまう。
  8. 勝つ組織は、徹底的な情報共有をしている。
  9. 朝礼を省略してはいけない。
  10. 責任の大きな仕事で、部下の成長を促す。
  11. 目標シートで意識を高める。
  12. リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。
  13. つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。
  14. 整理整頓をするから、仕事に集中できる。
  15. 必要ない会議に出ない、出さない。
  16. 考え方の対立はしない。
    考え方の吸収をする。
  17. 残業をしている職場は、要注意。
  18. 1週間は、神様のリズム。
  19. 休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。
  20. 大切な仕事ほど、朝一番に予定する。
  21. ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。
  22. 失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。
  23. 1日1回は、相手のために何か協力する。
  24. 指さし呼称と声だし確認は、大きな効果がある。
  25. 手書きの言葉には、魔法の力がある。
  26. 勝つ組織には、予言者が必要。
  27. 花を置くと、喧嘩が減る。
  28. 掃除は新人だけにさせない。
    みんなにやらせよう。
  29. 職場の電気が暗いと、人も暗くなってしまう。
  30. 人を変えない。
    人を生かす。

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