ダブルチェックを行うと、仕事のミスは激減します。
これは理想的な話です。
すべてに行えればいいですが、時間を優先する仕事では、なかなかダブルチェックを導入することは難しいものです。
大きく分けて、仕事には2種類あります。
絶対に間違えてはいけない仕事は、ダブルチェックが必要です。
たとえば、手術です。
人命に関わる手術では、ダブルチェックを導入しなければなりません。
1つのミスが、人の命を奪いかねません。
間違えてからでは、取り返しがつかないことであり、絶対にミスは許されません。
しかし、また一方で「間違えてもやり直しができる仕事」があります。
「メールを書くこと」は、その代表例です。
間違えてメールを送っても、後から修正ができます。
メールの内容に誤字脱字があっても、たいていの場合、相手がうまく解釈してくれます。
もちろん間違えないのが一番ですが、間違えたとしても、人命が関わるわけではありません。
以上の話から、あらためてまとめます。
このように仕事を、大きく2種類に分けて対応します。
ダブルチェックには時間がかかりますから、時間を作るために、間違えても問題ない仕事はスピード重視で処理をします。
仕事に緩急をつけましょう。
間違えてもいい仕事は「間違えたらそのとき直せばいい」と考えて、とにかくスピードを持って終わらせます。
余った時間に、本当に間違えてはいけない仕事に時間を回すのです。
「間違えてはいけない仕事」と「間違えてもいい仕事」に大きく分けて、仕事の効率化を図りましょう。