執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のこと

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カラオケでは、音痴の人が主役になる。

カラオケでは、音痴の人が主役になる。 | 学校では教えてくれない30のこと

学校では、成績優秀の人が主役になります。

学級委員長といえば、決まって成績のいい人が選ばれます。

しかし、カラオケでは、音痴の人が主役になります。

これが、カラオケの面白いところです。

学生時代、タツヨシ君という音痴の友人がいました。

何の曲を歌っているのかわからないほどの、音痴です。

彼が歌うと、まったく違う曲に聞こえます。

まったく新しい曲になり、カラオケボックスは笑い声だけになります。

乗りのよい曲も、タツヨシ君が歌うだけで、笑いの止まらない曲に変えてしまうところはすごいと思います。

笑ってはいけないと思うほど、笑いが止まらなくなり、聞いている人を笑いのうずに巻き込みます。

カラオケでは、下手だからとはいえ、聞いている人は怒ることはありません。

「もっと歌ってくれ」と頼まれ、アンコールになります。

楽しいことが、一番なのです。

学校では、難しい顔をして勉強しています。

難しいことを考えているから楽しくなくなり、険しい表情になるのです。

頭のいい人が、うっかり問題を間違えるとほっとするものです。

意外な人が、テストで悪い点を取っていたり、間違っていたりすると、ほっとしませんか。

実はみんな、難しいことは嫌いなのです。

楽しさを求めているのです。

カラオケでは、歌がうまい人が歌い始めると、妙に場が白けてしまいます。

次に歌う人が、歌いづらくなります。

歌がうまければうまいほど、冷たい雰囲気になってしまい「もう帰ろうよ」という気持ちになります。

その反面、音痴の人が歌い始めると「もっと歌ってくれ!」とアンコールになり、盛り上がっていくのです。

カラオケでは、音痴の人が主役になるのです。

学校では教えてくれないこと(9)
  • 音痴になり、主役をもぎ取る。
難しい顔をしている人が、素晴らしいわけではない。

学校では教えてくれない30のこと

  1. 頭がよければ、幸せになれるわけではない。
  2. 学校では「勉強の楽しさ」を教えてくれない。
  3. 学校では、お金の勉強をさせてくれない。
  4. 「好き」を基準に選択すると、人生がうまくいく。
  5. 友人は、量より質が大切。
  6. 初めは全力でぶつかる。
    コントロールは気にしない。
  7. 失敗はしてもいい。
    失敗にくじけない人が強くなる。
  8. 会う人みんなが、先生になる。
  9. カラオケでは、音痴の人が主役になる。
  10. 難しい顔をしている人が、素晴らしいわけではない。
  11. お金を持っていれば偉いわけではない。
    お金を何に使うかが大切。
  12. レベルが高くなればなるほど、簡単なことの難しさがわかるようになる。
  13. 恋愛という科目は、学校にはない。
  14. カンニングができるようにならないと、社会ではうまくやっていけない。
  15. 本当の力とは、無駄の塊からできている。
  16. 強いからヤンキーになるのではない。
    弱いからヤンキーになるのだ。
  17. 大切なことは、勉強そのものではなく、勉強の仕方。
  18. 自分は悪くないのに、謝らなければならないこと。
  19. 親の援助は、ありがたく頂かなければいけない。
  20. 勉強は、やらされるものではなく、自分からしていくもの。
  21. 止まり方より、走り方。
  22. 成長には、後退がない。
  23. 私たちの体は、神様からの「借りもの」。
  24. 大人の喧嘩の仕方。
  25. 出る杭を、打ってはいけない。
  26. 社会では、矛盾が当たり前。
  27. 三日坊主をしないと、才能を見つけられない。
  28. 金銭感覚の勉強。
  29. 土壇場。
  30. 夢は、自動的に叶うものではない。

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