「歌が下手だから歌えない」。
そう言いますが、実際にみんな歌がうまいと、かなり厄介です。
歌がうまいと、次の人が歌いにくいです。
歌の善しあしを、自然と意識するようになります。
いつの間にかカラオケが、歌のコンテストになります。
笑顔が引きつり始め、火花が散るのです。
そういうときに音痴が1人いると、救われます。
音痴は、場を和らげつつ、盛り上げます。
音痴に悩む必要はありません。
歌がうまく歌えるのが才能なら、うまく歌えないのも才能です。
歌を通して、人を笑わせることができます。
意識せず、音程を外して歌えるのは、誰でもできることではありません。
音痴だから、カラオケと無縁ではありません。
音痴だから、カラオケと縁があります。
歌がうまくて反感を抱かれることはありますが、歌が下手で反感を抱かれることはありません。
むしろ喜ばれます。
堂々と、下手な歌を披露しましょう。
音痴は、カラオケに欠かせない存在です。
「私は音痴」と言えるのは、立派な自慢です。
下手な歌で、たくさんの人が救われるのです。