執筆者:水口貴博

自分を変える30の方法

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恐怖は、怖がるほど、強くなる。

恐怖は、怖がるほど、強くなる。 | 自分を変える30の方法

とあるテレビ番組で、女優がバンジージャンプに挑戦する企画がありました。

視聴者としては「きっと怖がって、いつまで経っても飛ばないだろう」という流れを予想します。

アシスタントが「3、2、1」と言っても「やっぱり無理」と言ってしゃがみ込むのが、定番です。

1回飛べば済むことが、ためらうばかりで、30分も1時間も時間が過ぎるのです。

ところがです。

アシスタントが「3、2、1」と言った瞬間、ためらいもなく1発で、バンジージャンプを決めてしまいました。

見ている側が、期待を裏切られます。

アシスタントも「1回目で決めるのは珍しいな」という顔をしていました。

飛び終わった後「よく1回目でできましたね。怖くなかったのですか」と話しかけると、興味深いことを言いました。

「ためらうほど、余計に怖くなると思ったから、1回目で決めた」と言うのです。

素晴らしいです。

人間は、怖いと思うほど、余計に怖く感じる傾向があります。

心の中で「怖い、怖い」と唱えるたびに、恐怖が膨らみます。

心の準備のつもりで時間をかけるほうが、かえって恐怖が大きくなり、心が乱れてしまうのです。

恐怖を小さくしたければ、何度もやり直さないことです。

怖いからこそ、いきなり1回目で終わらせましょう。

1回目で決めれば、恐怖が最も小さくて済むのです。

自分を変える方法(26)
  • 恐怖を小さくするために、最初で決めてしまう。
口元を意識すると、若々しさが生まれる。

自分を変える30の方法

  1. 「準備をしなければ始められない」と、思い込んでいないか。
  2. 最初は、0.1歩からでいい。
  3. どんな自分でも、好きになるしかない。
  4. 自分の特徴は、自分ではわからない。
  5. 「変な人だと思われたくない」と思う人こそ、変な人。
  6. トイレットペーパーは、自分の欲深さが表れるところ。
  7. ストレスも責任もまったくない状態では、人は遠くへ飛べない。
  8. あなたのテーマカラーは、何色ですか。
  9. 嫌いなことがあるなら、好きなことも必ずある。
  10. 幸福を得たければ、責任を背負う覚悟が必要。
  11. 1回断られると、2回目からは楽になる。
  12. 音痴だからこそ、カラオケに縁がある。
    音痴とは、才能である。
  13. コンプレックスは、隠すほど、ますますコンプレックスになる。
  14. ホームランのようなファウルボールは、結果は残せなくても、印象は残せる。
  15. 「そんなことはわかっている」という人が、わかっていない。
  16. 迷ったときは、最初の決断を信じる。
  17. 勉強運や仕事運が低いのは、カバンのせいかもしれない。
  18. 2番目では歴史にならない。
    歴史になるのは1番目だけ。
  19. 夢は、恥ずかしがるものではなく、熱くなって語るもの。
  20. あなたはまだ、本当の自分を知らない。
    できないときの合言葉は「実はできる」。
  21. 人は、心が死んだとき、生きていけなくなる。
  22. 落ち込んだときの合言葉は「それがどうした?」。
  23. センスがなくても、芸術はできる。
  24. 悩みを打ち明けるだけで、厄払いができる。
  25. 揺るぎない信念がなければ、偉業を達成できない。
  26. 恐怖は、怖がるほど、強くなる。
  27. 口元を意識すると、若々しさが生まれる。
  28. もともと運は、神様からのプレゼント。
    運が悪くてもいらいらしない。
  29. 大きな苦労をしなくても、大きなことは達成できる。
  30. 話は、聞いてもらえるだけで、ありがたいこと。

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