ピンチのとき、不安や恐怖に押しつぶされる人には共通点があります。
ピンチから逃げているのです。
不安や恐怖は、ピンチから逃げれば逃げるほど大きくなります。
逃げても逃げても後ろから追いかけてきて、なかなか振り切れません。
振り切ったと思ったら、別のところからぱっと現れます。
背後霊のようにずっと後をついて回ってくるうえ、どんどん大きくなっていきます。
もはやホラー映画さながらです。
だからますます怖くなって逃げるのがやめられないという悪循環に陥るのです。
逆に立ち向かうのです。
ピンチに立ち向かえば、不安や恐怖が小さくなります。
不安や恐怖は「積極的な姿勢に弱い」という特徴があります。
こちらから立ち向かえば、不安や恐怖がどんどん小さくなります。
心はびくびくしていてもいいので、表向きは胸を張って堂々とすることです。
虚勢を張ることも大切です。
気づくと、不安や恐怖は見えないくらい小さくなっていて、ないも当然になるのです。