公開日:2023年10月26日
執筆者:水口貴博

ピンチに陥ったときの30の言葉

13

自分が悪くなくても、謝らなければいけないときもある。

自分が悪くなくても、謝らなければいけないときもある。 | ピンチに陥ったときの30の言葉

ピンチのとき、自分が悪くなくても謝らなければいけない場面があります。

会社の顔として、あるいは組織の代表として、頭を深々下げなければいけないときがあるのです。

これは学生時代にはなかったことです。

学生時代は「自分に非がなければ謝らなくて良い」で通用しましたが、会社に属して働いているといるとそうもいきません。

社会では、自分が悪くなくても謝らなければいけないときがあります。

社会に出て間もない新人のころは、強い違和感があって抵抗を感じるのです。

こんなとき、ぶつぶつ文句を言う人がいます。

「私は何も悪いことをしていない。どうして私が謝らなきゃいけないの?」と。

たしかに納得しがたい現実ではあります。

誰が見ても「どう考えてもおかしい」と思うところです。

自分に非があって謝るならまだしも、非がないのに頭を下げなければいけないのは不条理に感じられるのも当然です。

しかし、そこで謝るのを拒んでいると、いつまで経ってもピンチが解決しません。

お客さまの立場からすると、新人であろうと誰であろうと関係なく、会社の人として見えています。

会社に属しているなら、代表としてお叱りやクレームを受けなければいけないときがあるもの。

納得していなくても、ここはひとつ、社会人らしい対応を見せたい場面です。

謝るだけでピンチを乗り越えられるなら、小さなことです。

本音では「どうして私が?」と思いつつも、頭を下げることで、心が強くなっていきます。

相手も「本当はあなたが悪いわけではない」とわかりながら叱っています。

さっと謝ることで、相手の怒りも早く静まり、話が前に進むようになるのです。

ピンチに陥ったときの言葉(13)
  • 自分が悪くなくても、謝罪が必要な場面では、代表として頭を下げる。
「やばい、やばい」と言うから、やばくなる。
「大丈夫、大丈夫」と言うから、大丈夫になる。

ピンチに陥ったときの30の言葉

  1. ピンチに嘆く人がいる。
    ピンチに燃える人がいる。
  2. ピンチがやってきたら、いい波がやってきたと考えよう。
  3. 「乗り越えたい」ではなく「乗り越える」。
  4. ピンチは、常にグッドタイミングでやってくる。
  5. ピンチは、突然やってくるから面白い。
  6. 真っ暗は気のせい。
    まだ目が慣れていないだけ。
  7. 乗り越えられないのではない。
    乗り越え方がわからないだけだ。
  8. 命に関わるピンチ以外、大したことはない。
  9. 人の本性は、ピンチのときに現れる。
  10. ピンチの原因のほとんどは「先延ばししたツケ」にある。
  11. 笑われたことをバネに変える人が、ピンチを乗り越える。
  12. 考えてばかりでは意味がない。
    きちんと実行に移す。
  13. 自分が悪くなくても、謝らなければいけないときもある。
  14. 「やばい、やばい」と言うから、やばくなる。
    「大丈夫、大丈夫」と言うから、大丈夫になる。
  15. 不安や恐怖は、逃げれば逃げるほど大きくなる。
    こちらから向かっていけば、小さくなる。
  16. 責任逃れの姿勢だから、ピンチを乗り切れない。
    自己責任の姿勢になれば、ピンチを乗り切れる。
  17. 万策が尽きた、と感じているだけ。
  18. 時間がないからといって、本当にゼロというわけではないはずだ。
  19. 仕事も何もしないで神頼みをしても、意味がない。
  20. 傷つくことを恐れるな。
    傷ついたら、治せばいい。
  21. 私たちは普段、本気モードのスイッチがオフになっている。
  22. 「相談できない」と言う人のほとんどは、しないだけ。
  23. ピンチは、限界に挑戦できる絶好の機会。
  24. ピンチをチャンスに変えることをきれい事だと思っているから、うまくいかないのだ。
  25. 奇跡を信じることはできますか。
  26. ピンチのとき、神様が現れる。
  27. ピンチのとき、本当の人間関係がわかる。
  28. 大ピンチを経験したとき、あなたの器は大きくなる。
  29. ピンチを乗り越えられなくても、後はある。
  30. 「ピンチを乗り越えられなかったことがある」という経験が、いつか大きな財産になる。

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